ラヂオの時間

・・・と言っても
映画の話ではありません・・・

クルマや電車通勤でラヂオを聴きながら通勤されている方は
もしかしたら聴いた事があるかも知れませんが

もう十数年文化放送でOAされている
武田鉄矢の「朝の三枚下ろし」

彼の金八先生こと武田鉄矢が毎週月曜日から金曜日まで
朝7時50分頃からあるテーマにそって
持論を展開する5分足らずの番組

この度
龍馬ブームに乗って
金八先生（今は龍馬かぶれとかお父さんに言われてますが…）が
「私塾　坂本龍馬」なる本を著作したらしく

例によって一行で済む結論を
余計な言い回しで原稿用紙一枚分は喋る
良く言えば話芸
悪しく言えば理屈っぽく知識のひけらかし的なトーンで
龍馬についてまくし立てている

丁度出勤して車の移動をしているとこの番組が
スピーカーから流れてくるので
ほぼ毎朝耳を傾けており

今日の話題は
龍馬は「なで肩」だったというテーマから
剣豪は皆「なで肩」でその理由として
余計な力を抜き肩の稼動域を広げ
剣の軌道をより広く取れることが剣豪としての条件としている

その剣豪の話から
紋付袴の話になり羽織に付いている家紋は
武士の「眼」であるという仮定の話となる

ご存知の通り紋付の羽織には
胸の部分に2つ首下の背中にひとつ
両袖にひとつづつの計5箇所に家紋が付いている
全身の神経を研ぎ澄ませ
ことに幕末においてはどこから切りつけられようとも
対処できるように

あれ？
なんかもっと良いこと言ってたんだけど…

何しろ鉄矢節
枝葉が付きすぎて全てを憶えとく事など
絶対無理～

結論は
家紋の入った袖口すらも他のものとは擦りあわせさせず
日頃から神経・意識を集中し歩くというもの

この話を聞いて
これはバイクにも通ずるところがあり
日頃から意識を集中して運転し
辻斬りさながらのチャリダーやノーマナーのドライバーに
いつ何時襲われても対処できるようにしとかなきゃ！

という捕らえ方をした1月も終わりに近づいた
とある朝の出来事でした

さて
今週末は晴れて気温も10℃越えの予報
走りに行ってくるかな～